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祈りの時間を持つ

ライフスタイル

今日見たツイートで非常に心に残ったものです。

こちらの記事で言及したMichelle Zarrin先生の瞑想コースでもまさに同じことが言われていました。過去のことを悔いたり、先のことを心配してくよくよしたりするのではなく、瞑想をして心が空白の時間を持つこと、それそのものが平和にほかならない、と。

私が思うに、「物事を捉える視点を変える」とは、身体で使う筋肉を変えるレベルの訓練が要るものであり、その第一歩となるのが「心に浮かぶ様々な思いに気づいていくこと」なのではないでしょうか。

静かに座り、何も考えない「空白の時間」を求める。しかし次々と思考が湧いてくる。「いま、思考が湧いたな」と気づき、しかしとらわれず、思考をすぐに手放して呼吸に戻る。そういう訓練を繰り返す中で、一瞬か数瞬間か何も考えない「空白の時間」を持つことができるようになる。その数瞬間こそが平和である、とZarrin先生は説明されているのですね。

これを繰り返すことで、感情に飲み込まれず、「事実と自分の感情・感想を区別する訓練をする」という次のステップに入っていくことができるようになります。

ものの考え方の変化が起きるためには、自分や周りの状況をニュートラルに、客観的に見られる視点が必要であり、そのためにも祈りや瞑想の習慣を持つというのは非常に助けになると思います。

日常生活の規範を定めた宗教を持たないか日常的に実践されていない場合、全てが本人の意志に委ねられるのでそこが難しいところですね。やはり「仕組み」として生活の中に自然に組み入れられていおり、それを教えとして推奨あるいは義務付けられるているほうが努力がしやすい。

日本社会でも考えるべき課題と思います。

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