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リンギストにお勧めのアプリ(2020年11月版)

IT

リンギスト(通訳者・翻訳者・語学講師など、「外国語」「言葉」を職業にしている方)向け、独断と偏見によるお勧めアプリです。

Good Notes 5

iPad、アップルペンシルとGood Notesの組み合わせは最強です。パワーポイントやワードで来た資料をpdf化してGood Notesで読み込み、蛍光ペンを引いたり書き込みをしたりしています。紙の資料を大量に持ち歩くという習慣からようやく解放してくれたアプリで、ずっと愛用しています。

iPadでは同じアプリではSplit Screen機能を使えないので、この一つ前のバージョン(Good Notes 4)も削除せずに持っており、英日対照資料を見たいときはGood Notes 4と5を両方使っています。

Good Notes 5の使い方については、この方の記事が詳しいと思います。

もう手放せない!iPadノートアプリ「GoodNotes 5」使い方総まとめ

Evernote

皆さんご存知ノートアプリ。私は有償版を使っています。有償版だと自分が以前作成・保存した類似のノートを表示してくれるのがとても便利。Investor Relations の仕事で企業に関する情報を集めている時、関連記事や同じ企業に関して過去保存したノートを表示してくれるのがとても便利です。最近、ノートに表を挿入できるようになって更に便利になりました。通訳の仕事後の振り返りや、ちょっとした気づきなどもEvernoteに書いています。

Evernoteの使い方については、こちらの記事が便利。

Evernoteのおすすめの使い方9選

Dropbox

ストレージ系のアプリは、Google DriveOne DriveBox と一通り全部使っています。使い勝手が一番よいと感じてDropboxは有償版を使っています。最近、スキャン→pdf化機能が搭載されました。正直、iPhone/iPadユーザですと写真で十分な画質の画像が得られるので、それをPDF Expertなどでpdf化した方がpdfの画質は綺麗。でも、Camscannerの代替アプリを探していたけれども決定版と言えるものをまだ見つけられていないので、Dropboxの機能としてスキャン機能がついたのは嬉しいです。

Saisuke 2

カレンダー/スケジュール管理アプリ。Google CalendarやiOS Calendarと連携できます。今年はお客様のオフィスに伺うことが少なくなったので余り活用していませんが、画像を添付できるのが便利。地図はGoogle Mapなどを使えばいいのでしょうけど、行き方を書いてある画像や集合詳細などを添付しておくことができ、方向音痴の身には大変心強いです。

DeepL

機械翻訳アプリ。機械翻訳ならみらい翻訳かDeepLがお勧めです。みらい翻訳は基本が有償サービスなので、無料のお試し翻訳には2000文字までという制限があります。DeepLは無料でも特に文字数に制限なし。有料サービスを使うと、memsourceなどの翻訳支援ソフトに組み込んで使えます。

memsource

翻訳支援(CAT)ツール。コロナになって翻訳の仕事が増えたので導入しました。表記揺れなどの問題がなくなりますので、一定量以上の翻訳をする場合は導入を検討してみるとよいかも。用語ベース(いわゆる用語集)、翻訳メモリ(自分の翻訳のスタイルを覚えさせる)のを蓄積していくと、翻訳するのが楽になります。

grammarly

英文・文法添削ツールDeepLとgrammarlyを英語論文の原稿書きに使う、という方をツイッターでお見受けしました。使い方はこちらの記事などが詳しいです。「英語学習者だけではなく、文法の苦手なネイティブが、レジュメや学校のレポート、仕事のメールの校正にも利用している」(下記記事より)というのはすごいですね。

【無料】Grammarly (グラマリー)の使い方徹底解説!英文・文法添削ツール

ELSA Speak

英語発音矯正アプリ。楽しみながら正しい発音を身につけられます。この記事が詳しいです。

【使ってみた】最強英語発音矯正アプリ ELSA SPEAK

otter ai

英語音声の文字起こしアプリ。使い方については、次の記事などが詳しいです。英語学習にも大いに活用できそう。

【Otter. ai + ポッドキャスト】英語の聴く力を鍛える上で最強のコンビ!

最近ではこういうニュースも。DeepLの翻訳機能などと組み合わせると、自動通訳までもう一歩、というところまで来ているかもしれませんね。

「Zoom」会議にOtter.aiのライブキャプション機能

ReminDo

暗記アプリ忘却曲線に基づいて、忘れたころに復習を促してくれるようになっています。これも画像が添付できます。難しい医学関係の用語などは、講義メモや医学辞典のスナップショット画像を貼り付けてこれで覚えるようにしています。

Harrison’s Internal Medicine

これは一部の人にしか需要がない分野かと思いますが、『ハリソン内科学』の原語版です。20,000円を超えるアプリ…ということで購入する時はドキドキしましたが、持ち歩けてとても便利。医学系の翻訳通訳をされる方には必須ではないでしょうか。

 

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